従来工法の問題点
従来工法の問題点
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従来工法の問題点 | 従来工法の問題点
従来工法の問題点
集合住宅の排水管は、近年の脂肪蛋白質の摂取量の増大等に伴い、 残骸・油脂分・洗剤等が大量に含まれた生活排水が流れ込んでいます。
建物の高層化に伴い、これらの残骸・油脂分・洗剤等はますます管内面に付着が増大し、 スライムを形成していきます。
特に共用部立本管・建物横引本管は毎日大量の生活排水が流れるわけですから、 スライムの形成により、下の階でゴボゴボとした音や悪臭の発生等さまざまな問題が引き起こされます。
定期洗浄でもっとも重要な部分が共用部立本管・横引本管であり、完璧な洗浄を要求されます。
従来の洗浄工法にはスネークワイヤー工法・FREクリーナー工法・高圧水洗工法があります。
(どの工法もご自分で器具を購入して行うのと大差はありません。)
・管径が大きくなると洗浄できない。
・ノズル自体の重さにより管の底を進行するため、管内の付着物が取り除けない。
・管が傷つきやすい。
・高い圧力では、管の削れが生じてしまう。
・台所配管などは細いので細いホースでの作業を行うため水量が少なく、自重で管の底を進行し、汚れが落としきれない。
・管内にそって直線に進むため、完全の汚れを落とすことが不可能。
どの工法も、
●ホースは直線的に進行するため、管内に汚れの取り残しが発生する
●細い室内枝管からは太い立本管をキチンと洗浄できない
●屋上から立本管を洗浄する場合、設備上の制約がある
●ステンレスホースを使用した場合、管にキズがつきやすい
●逆噴射(手前に水が噴射する)ノズルで洗浄することにより、臭いを室内に引き込みやすい
●ディスポーザーの堆積物は比重が重いため、搬送できずに管内に取り残す
●ディスポーザーの横引本管は、何度も何箇所も洗浄しなければならずコストがかかる
このように数々の問題が発生します
(ステンレスホース使用の場合)